当初は、6名ほどの少ない人数ではじめた報告会でしたが、
日を追うごとに多くの人や食事が飛び交いながら、
搬入本番までの準備期間中、奇妙な盛り上がりをみせていました。
実は現在でも、密やかに継続されています。

そうした食事報告会は、搬入プロジェクトの食べログであると同時に、
僕にとっては、ひとつの演劇のように感じています。
毎朝同じものを飲食するもの、おそらく使い回しの写真、
そして、やらされている感たっぷりのコメントwww。
つまり、それぞれの食事報告という小さな行為の掛け合いが、
何かしらを表現しはじめているように感じたのです。

本サービスは、そんな演劇的展開をみせている食事報告の記録を活用し、
独自のアルゴリズムによってユーザーの食事を判断していくWEBサービスです。
搬入プロジェクトに関わる者たちの食事をあなたの口から搬入する、
もうひとつの搬入プロジェクトが生まれようとしているのかもしれません。

2016年3月 増本泰斗